栄養の過不足の問題が健康に大きな支障や影響を与えているのです。

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栄養の過不足


では食生活の変化によって日本人の栄養摂取量・バランスはどうなってしまったのでしょうか。

第一に前章でも挙げた脂質の取りすぎが指摘されます。脂質の取りすぎによる肥満の増加は、アメリカほどではないにしろ大きなものになりました。特に30代〜50代の男性は肥満率が30%を超えています。肥満は生活習慣病の温床となるものですのでこれは危険です。

第二に食塩の取りすぎがあります。がん予防のための食塩摂取目安は1日10g以下とされています。しかし実際には平均で12gの食塩を摂取しているといわれています。

第三は不足しているものです。厚生労働省は鉄分、カルシウム、食物繊維の三つを日本人に不足している栄養素だとしています。食生活の変化は栄養の摂取量の偏りを起こさせ、日本人の健康に深刻な問題を起こさせています。 鉄分は筋肉や血液の中に存在し、酸素を運ぶ働きをします。欠乏すると貧血などを起こさせます。カルシウムは骨と歯を作るミネラルです。欠乏すると骨の質が低下し腰痛や肩こり、骨粗しょう症などを起こさせます。食物繊維には水溶性と不溶性があり、水溶性はコレステロールや血糖値を抑える働きがあります。不溶性は消化の働きを助けます。

このような栄養の過不足の問題が健康に大きな支障や影響を与えているのです。


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