日本人の健康意識
厚生労働省がまとめた「平成17年簡易生命表」によると日本人の平均寿命は、男性で78歳、女性で85歳となっています。男性がアイルランドに次いで第2位、女性が世界一という世界屈指の長寿国になっています。
しかし、平成18年に比べるとわずかに平均寿命は短くなっており、これは心臓病や肺炎の増加によるとされています。また、せっかく長生きしてもベッドから離れられないといった状況もよくあることです。こうした状況を回避するには、若いうちから健康生活を気にかける以外に方法はありません。
現在の社会情勢においても保険料の値上げが行われ、年金は支払われるかわからないなど不健康者にとって不利な方向へ推移しています。また自己実現をしようにも健康を害していれば最初の一歩を踏み出すことも出来ません。
ここでは、日本人の生活や社会状況を通じて健康管理の大切さ、そのための生活改善の方法を考察していきたいと思います。
現代日本人の健康意識は一般的に高いといえるでしょう。それはサプリメントや健康食、ヨガなどがたびたびブームになることでもわかります。ある調査によれば「健康に関心がある」と回答した日本人は90%を超えるといいます。現在は空前の健康ブームが到来しているといえます。
しかし、自分の健康に自信があると答えた人は半数にも満ちません。それは、日常の忙しさによりヨガなど時間のかかるものはできず、不規則な生活によりまともな食生活を送れていないなどが原因だと思われます。三度の食事を規則正しく取ることや、十分な睡眠を取るといったことも多くの人ができていません。また、家計の問題でヨガなどが習えなかったり、健康食が買い揃えられなかったりします。
マスコミに健康情報が溢れ、健康に関する意識は刺激されるが、現実の生活でそれらを行うことは出来ない、こうした状況はこれからも広がる方向で続いていくと思われます。
総じて日本人は、健康意識は高いが健康のための生活改善は行っていない、あるいは行えずにいる状態といえます。
